専業ナンパ講師のもてゾウです。
新シリーズ「下克上列伝」はじめます。
専業ナンパ講師をやって1年。
僕のところにくる講習生は、やはりコンプレックスが強くて、這い上がりたくて、見返したくて、・・っていう熱を持った人が多いです。マジで多い。
下克上列伝では、そんな熱量を持った人が、ナンパ講習を通し「恋愛」「人生」を逆転させた話をストーリー形式で紹介していきます。
今回は第1弾です!
■データ(講習受講前)
Bさん
・22歳大学生
・経験人数2人
・身長160センチ
・かなりのブサイク
Contents
暗黒の中高時代〜チビの劣等感〜
「人の隣に並ぶだけで、もう嫌だった。」
遡ること5〜10年前。彼の中高時代。
思春期で多感な時期。異性を意識し始める年頃。
彼には大きな悩みがあった。
チビだったことだ。しかもブサイク。
クラスで1番小さく、背の順はいつも1番前。目は細く、鼻は低い。ジャガイモみたいな顔だった笑
周りの同級生は成長期を迎え、身長がどんどん伸びていく。彼も少しは伸びたが、背の順番は変わらない。ついに160センチでストップする。
彼は見た目へのコンプレックスがとにかく強かった。
ファッションがダサいとか、体が細いとか、デブとか、そういうのは努力でカバーできる。でも身長と顔の作りだけは、努力ではどうしようもない。
明らかにモテない自分の体に絶望していた彼は「彼女なんてできない。童貞卒業できるはずない」と憂鬱な思春期を過ごしていた。
同級生の可愛い子。街で見かける美人。
でも、自分より背が高い・・・。
自分より背が高い女を見るだけで萎えた。
「せめてイケてる仲間の輪に入りたい!」
そう思っても、コミュニケーション力に自信があるわけでもなかった彼は、それも叶わなかった。スクールカーストの上位を羨みながら、悔しい思いをし続けた中高時代だった。
大学時代〜ストリートナンパに衝撃受ける〜
「それは、まるで魔法のようだった。」
大学に入学。
「大学では、彼女を作る!!」
めちゃくちゃ頑張って、彼女を作れた。身長は彼より少し低いくらい。性格も良く、楽しめた。
でも、どこか満たされない。
ある時、大学サークルでモテる友人Aと出会う。すごくイケイケな雰囲気。見るからにモテそう。
ここでの友人Aとの出会いが、彼の運命を変えることになる。
彼女1人としか経験がなかった彼は、モテる友人Aをとても羨ましく感じたし、憧れの気持ちが芽生えていた。
友人Aが企画する合コンに誘われる。友人Aとはすぐ仲良くなれて、合コン帰りにナンパを見せてもらうことになった。
綺麗で巨乳な女性が向こうから歩いてきた。「こんな子、俺の人生には無縁なんだろうな・・」と思うような美人だ。
おもむろに友人Aが彼女の横について話しかけ始めた。
最初は無視を決め込んでいた彼女がが、次第に話し始めていた。
そしてしばらく話した後、携帯を出してラインを友人Aに教えていた。
「まじか・・・!!!!!!!すごすぎる!!!!!!!」
あの時の衝撃は今でも忘れない。
何かの魔法でも使ったのかなと思うほどだった。
それに刺激され、自分もナンパを始めようと思った。下調べから始めた彼は、そこでナンパブログに出会った。
「こんな世界があるのか!」と衝撃を受け、彼は時間を忘れて読み漁った。
でも結局、怖くて声をかけることはできなかった。
友人Aとの距離は遠のくばかり。ただただ、劣等感を抱き続ける毎日だった。
「このままではマズい」と思い、彼はついに行動を起こす。僕(もてゾウ)が企画した「ナンパ師飲み会」への参加だ。
ナンパ講習受講〜コンプレックスを爆発させる〜
「熱量は大きいな。体はちっちゃいけど。」
2017年2月。彼はここで、僕(もてゾウ)と初めて会う。
僕は、彼と出会った時のことはよく覚えている。
正直、髪型も服装もダサかった。笑
ファッションに興味がないのかと思った。
「どこがダメですかね?」と聞かれたので、頭からつま先まで片っ端からダメ出しした。
彼は「マジっすか!!??」と驚いてた。いやいや、それでカッコいいと思ってたんかい笑
しかし彼はやる気だけは半端なかった。
そもそも大人数が集まる飲み会で、みんなが見てる中、僕にファッションのダメ出しを頼むのは、結構勇気がいることだ。
すぐさまメモしてる彼を見て「熱量はすごいな。体はちっちゃいけど」と思った。
1週間後、彼はもてゾウ講習を受講した。
場所は表参道。声かけの基本を教え、実際にガンガンナンパしてもらう。
声かけに慣れていないため、かなりオドオドしていた。
「今日はあと40人声かけたら、帰っていいよ」そう言って、夕方に解散した。
「は・・・40人?まじかよ」という顔をしていた。
今までほぼ地蔵だったから仕方ない。
そしてしばらくしてから
「40人声かけしました!」
そのLINEが帰ってきたのは、深夜0時半だった。
16時に解散してたので、8時間以上ナンパしていたことになる。彼はやりきったのだ。
最初なかなか結果は出なかったが、講習生仲間の存在は大きかった。
僕の講習生は、コンプレックスが強い人が多いせいか、みんな異常にモチベーションが高い。毎日終電までナンパするのが当たり前。
普通の人からすれば圧倒的な努力量だが、みんなやってると、不思議とできてしまうものである。それに互いに励まし合い、勇気をもらい合うこともできる。
彼も毎日出撃していた。大学は理系のため忙しかったが、それでも睡眠時間を削って、ナンパに打ち込んだ。
さらにファッション講習もして、好反応がとれる髪型、服装を手に入れた。彼は「チビだから無理」と思っていたが、実際はファッションに原因があった。
そしてついに。
念願のストナン初ゲットを達成する。
圧倒的努力で月8ゲット
「あー、意外にいけるじゃん笑」
ついにナンパで初ゲット。彼は少しずつ、自信を持ち始めていた。
でも、まだ少し、ナヨナヨしていた。
そこで彼のナンパを動画で撮影することに。表情までわかるアングルで。
「いかに自信なさそうに声かけてるか」を、その目に焼き付けてもらうためだ。
「俺、こんなオドオドしてたんすか・・・。」
姿勢や表情がオドオドしていると、外見以上に中身が小さく見えてしまう。そのことに気づいてもらいたい。背が小さくても、マインドが堂々としていれば、それだけで大きく見えるものだ。
現実を客観視した彼は、そこから全てが変わっていく。自信を持って、堂々と振る舞うようになった。
相変わらず、彼の生活は学校の勉強とナンパのダブルワーク。睡眠時間は3〜4時間。毎日ナンパ。出撃後には日報を出してもらう。僕も毎日フィードバック。
彼は努力量とフィードバックを貰う量では誰にも負けなかった。見た目も悪い、技術もない。そんな中で結果を出すには、「がむしゃらに努力する→フィードバックを貰う」のサイクルをとにかく回し続けるしかない。
身長は変えられない。悩んでも仕方ない。変えられる所を変えよう。
そう心に刻んだ人は強い。
そして、彼は講習2ヶ月目、月8ゲットを達成する。
その過程で自分よりも背が高い子をゲットする。その時の感想は「あ、意外にいけるんだな」だったとか。
随分あっさりだ。笑
でもこれはわかる。僕もそうだったが、コンプレックスを解消する瞬間というのは、何か大きな達成感があるわけではい。
「あ、こんなもんか」と、いつのまにか無くなっていくものだ。
それより、もっとも感動していたのは「背が高い男がタイプ」と言っていた女をゲットできたこと。これは相当嬉しかったようだ。女の「好みのタイプ」より、彼の「ナンパスキル」が上回ったわけだから、それはすごい喜びだった。
月8ゲットすれば、さすがに周りの人も変化に気付く。そしてついに、モテる友人Aから「コンビやってくれ」と頼まれるようになる。
女に困らない大学生〜経験人数40人〜
「○○になる力」も習得
少しずつアポで勝てるようになっていく。
かわいい子、自分より背が高い子、Hカップの爆乳。今までの自分では考えられなかった女も次々にゲットしていく。
当然セフレも増える。最大10人のセフレと同時にやり取りするまでになる。
ムラムラしてきたら、誰かに連絡する。そうすれば、タダでSEXできる。
「女に困らない」「SEXには困らない」という感覚を手にいれる。
彼には、もう1つ成長があった。
「ヒモ」になる力だ。
ナンパはけっこう金がかかる遊びだ。学生で常時金欠だった彼は、女に奢ってもらうスキルをいつのまにか身につけていた。
僕はこれに関しては全く教えてないのだが、人間、必要に駆られるととんでもない所まで成長するものみたいだ。
そして、学校の友人の女性などから、
「Bくん、あそぼ」
「今度抱いて欲しい」
というストレートな頼みまでされるようになる。
ちなみに彼が1番嬉しかったのは
「元気?」
というメッセージだった。
「元気?」とは連絡が途絶えた人に送る、やりとりを復活させる際に使う言葉だ。そういうメッセージをナンパの世界では「ザオラル」と呼ぶ。
ザオラルを送る側から、送られる側へ。
それはつまり、それだけ女性が彼に食いついているということであり、それだけ「モテる男」に近づいたということだ。
彼は、この時は本当に感動した。ナンパを頑張って良かったと、心から思ったそうだ。
そして2018年4月現在。経験人数は約38人に達する。「約」とつけたのは、経験人数を数えるのがアホらしくなったからだ。
僕もそうだったが、経験人数は20人を超えてくると、どうでもよくなる。
コンプレックスの払拭と新たな挑戦
「チビがゲットしたら面白くね?」
ナンパを始めて約1年。
チビのコンプレックスはいつのまにか消えていた。
むしろ「チビでブサイクが美女ゲット出来たらめっちゃ面白い」と思っている。
「ただ、イケメンに生まれてればと思うことは未だにあります笑」
それでも彼は努力を惜しまない。
現在はさらにレベルの高い子をゲットしようと、日々奮闘中である。
1990年生まれ。早稲田大学卒。経営コンサル会社で3年働き、2017年4月に専業ナンパ講師として独立。
23歳まで恋愛経験ゼロの童貞。モテない自分を変えるため、ストリートナンパで彼女を作ることとを決意。大量の情報収集と70人のナンパを経て、念願の彼女ゲット&童貞卒業を果たす。
そこから狂ったようにナンパにハマり、何十人もの女性と関係を持つ。この4年間で、声をかけた女性は2万人以上。デートした女性は300人以上。会社員時代の最高月間ゲット数は13人。常にキープが5人前後。恋愛にかけた自己投資額は200万円以上。
安定して結果が出せるようになった2016年からは、僕と同じように非モテに悩む方を1人でも減らすために、ナンパや恋愛の指導をさせて頂いている。
僕のナンパストーリーや、独立に至った経緯はコチラ。
「男に生まれたからには、良い女をゲットする」
「モテない自分を変えて、自分を好きになる」
「ナンパを極めて、女の悩みから解放される」
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